毎日下痢!

毎日下痢したくねぇ〜

日記:その⑤

日記を……日記を書くんだ……!!!

 

就職or留年の瀬戸際で錯乱してからだいたい5日、ひたすらに思考が行き詰まりを重ね続けている私は本日ついに学生相談室の扉を叩いた。扉を叩くと言ってもこの時勢なので相談は電話越しかつ、基本1回限りのアドバイスという形をとっている。学生相談室を利用するというアイデアはフォロワーからいただいたものだ。フォロワー、いつも本当にありがとう。

しかしこれまでゼミの担当教員に泣きつき親に泣きつきキャリセンの人に泣きつきを繰り返しつつひたすら決断を先延ばしにしている私がその気になった一番の決め手は、「大学の学生相談室を利用する」という行為が自分が現在起こしうる行動の中で最も楽で心理的負担が少ないものだったからだ。やろうと思えば23卒向けの求人サイトに登録するなり新卒向けハローワークに行ってみるなり建設的な行動はいくらでも選べるのに、目先の安楽を求めて1回こっきりの相談権を行使したせいで、この先本当に精神的なケアが必要になったときに窓口にアクセスできないみたいな最悪な状況を呼び込みそうで今から不安に取り憑かれている。

 

とにかく学生相談室のことである。待機音を3コーラス分ほど聞いてからつないでもらった臨床心理士の方に私は現在置かれた状況をぶちまけ、50分間たっぷりお話をさせていただいた。

いただいたのは確かなんだけど、その会話の内容をほとんど覚えていない。

 

いやなんでだ?

私は現在、内定先が明らかに自分に合っている気がしない・そもそも自己分析をまともにやってない・締切そのものが精神負担になるせいで全然守れない・就活をやり直すにしろ大人しく卒業に向けて卒論の手直しをするにしろ早めに動き出すに越したことはないのにその決断ができないせいでどっちの行動もできなくなって無為に日々を過ごしている・このまま卒業したら絶対に後悔するけど留年したらしたで親にクソ迷惑かけるからどちらにしても苦しい

等の悩みを抱えていて、それらを消し去ることを求めてお話させてもらったわけだが、結局これらは、解消されるかどうかは全て私自身の決断にかかっているタイプの悩みなのだ。原因が他者にある何かの出来事で心が傷付いているとかならまだしも、わりと精神が健康な成人の進路選択を本日初会話のカウンセラーの方が決めてくれるわけはないのである。

私は心のどこかで「もう留年しちゃいましょうよ!!/絶対に卒業した方がいい!!」とどちらかに誘導してもらうことを望んでいて、脳もカウンセラーの方の言葉のそういう部分を積極的に拾おうと待ち構えていたが、いくらプロだからといって学生の人生にそこまでの責任は負えないだろう。結果得られた結論は「この世には無数の仕事があるし、就活は縁だからどう転ぶかはやってみないと案外わからない」というどちらとも解釈可能なものになり、決定的な言葉のために用意しておいた脳のリソースがほぼ使われなかったことによって、会話全体の記憶がほとんど残ることなく消えてしまったのである。脳低スペすぎんか?元々音声情報の処理が下手とはいえ限度ってもんがあるだろ。話しながらメモを取っていたつもりだったものも、完全に手慰みにペンを動かしていただけだったのでただの意味のない汚い図形と線しか残されていなかった。本当になんなんだ。

あと「忘れっぽい・締切を守れない」という点を何度か強調して話したつもりだったけど話のフォーカスがずっと就活に当たってて発達傾向の話にはならなかったな。人との会話で「ADHDなんじゃないかと思ってるんです」と言うことにはかなりの勇気が必要とされることがわかった。これは私が尻込みしたのが明らかによくない。いっつもそう、医者との会話で本当に正確に症状を伝えられたと思ったこと一度もないんだ……

 

相談する人間が話す中で置かれた状況を整理し、自分なりの結論を見つけるというのがカウンセリングとしての正しい形なのかもしれない。その場合、ハナから誰かに進路を決めてもらうつもりの意思なし人間ではだめなのだ。今回の相談を通じて、相変わらず具体的な行動は何もできていないものの、根気強く話を聞いてもらえたおかげで私はつくづく本当に労働自体をやりたくないんだなあ〜(ド他人事) ということを再確認できた気がする。やっぱ俺就活やりなおしてえよ……まだ働く時ではない……

 

まあマリオのポーカー(私はポーカーというゲームをマリオのミニゲームでしか知りません)と同じで、手札を全部取っかえたところでいい役ができるとは限らねえんだけども……相談員さんも未来は不確定だということを念押ししてたし……本当にどうすればいい?ゼミの担当教員は2月の半ばまで悩んでいいって言ってるけどそれから卒論手直しor就活はじめって遅いしそれまでの間不安すぎて何も手につかないんだが!?!?!??今のこの地獄があと2週間終わらねーってコト!!??え!?!?もう1月終わるの!?!?!?

 

うわーーーーーー!!!!助けて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

結局助けて〜に戻ってきてしまった。3歩下がって1歩下がるような日々を脱せる日は果たしてくるのでしょうか。

おやすみなさい。

 

【おまけ】

相談する中で、自分のとんでもない愚鈍さを思い知らされるにつけ親への申し訳なさが募り、少し泣いてしまうターンがあったのだが、そのとき電話越しの相談員の方から

「どうしたの?うるっときちゃった?」

と言われた。

いや泣いてるんだからそっとしといてくんない!?!?!?!?

仮にこれ泣いてなかったらけっこう腹立つのではないか?泣いてる(と思われる)人に「うるっときちゃった」って言うか……?てかそもそも泣いてる人間に泣いてるかどうか確認する必要性とは????なんかそういうの煽られてるように受け取っちゃうんだよな……(性格が悪いだけです)

 

この部分だけやたら記憶が鮮明なので、何も覚えてないのはこのやり取りに感じたモヤモヤのせいかもしれませんね。

相談に向いてねえ〜!