毎日下痢!

毎日下痢したくねぇ〜

日記:その㉗

たった今考えた今年の目標発表してもいいか?

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もう二度と古着屋でテロテロした素材の使い道があんまりない薄手のシャツを買わない。

服、着るのももちろん下手だが買うのも下手だ。毎年季節の変わり目になってこれまでの所持品をほじくり返しては「去年の自分は何をどうやってこのラインナップで外出してたんだ?」と首をひねり、こうして買い物に出かけては対して汎用性の高くないものを買って帰ってまた来年首を……の無限ループをやっている気がする。だいたいこれから暑くなるんだからそれを見越したものを買うべきだったし、そもそもこの手の長袖のシャツって寒い時は寒いし暑い時は暑くて単体で雑に着られるタイプの服じゃないし似たような柄シャツはゴロゴロ家にあるしで本当に買う必要がなかったな。でもほら、色と柄がかわいかったから……古着屋って本当に夢のような色彩と異世界転生したら役職がピエロだった時にしか着ないような服で塗れていて最高なのだが、いかんせんファッションセンスも金もないから着こなせる自信がないしトータルコーディネートもできないしで結局雑に寒色系の単色の何かと柄シャツを買うだけで終わってしまう。古着屋全身コーデしたいし古着屋奇抜アイテムを上手く日常使いできる服力(ふくぢから)が欲しいな……

これも私の服を買う時の悪癖のひとつだが、服の形状とか素材感ではなくて色と柄の好みでしか善し悪しを判断できない。だから無限に寒色系の服と柄の入ったシャツが増えていくけど、寒色系の服を着るにはその寒色を生かすための何かが必要で、柄モノを着るには(上級者でない限りは)それに合わせる無地の何かが必要だから、本来はそっちを買うことが優先されるべきなんだよな。おかいもの検定5級落ちかもしれません。

というわけで古着屋で無事に無駄遣いをしてしまったが、気を取り直して新品の服を扱う店に移動した。昔はあんなに「やたら話しかけてくる服屋の店員なんなんだよ〜〜‼️‼️やめろ‼️」と怯えていたのが一転、自分の服買いスキルの低さを改めて自覚した今となっては「ファッションにある程度精通している人にコンセプトとかやりたいことを話してオススメを聞いた方が早いな……」と思い始めていた。店員さんと年齢がある程度近づいた(それどころか年下の可能性さえある。怖)のもあって会話することへのハードルがどんどん下がってきているのを感じるが、これは成長と取るべきか老化と取るべきか……

向こうも生活がかかっているから当たり前といえばそうだが接客がとにかく優しく、優しくされるのに弱いオタクである私はもうグチャリ笑顔である。色彩がボヤけた服に薄汚れたスニーカーという私の出で立ちを「すごいオシャレだな〜って思いました!」とか無理筋な持ち上げをしてくるのは「世辞かな?」という感じでまだ耐えられたが、イヤリングを褒められて完全に気持ちよくなってしまった。自分のアクセサリーを褒められて嫌な人間は存在しないので……。

そんなこんなで私は「同年代のおしゃれな同性に優しく接してもらえる」というまたとない経験をしたことで完全に調子に乗り、結局普段全く着ないテイストの服に1万円使ってしまった。俺はおかいもの検定5級落ちです。押しに弱い人間ってもしかしてリアル店舗での買い物向いてないのかもしれねぇ。店員さん、でも俺頑張ってこれを着こなしてみるから!

 

帰りに2階にある飯屋でランチを終えてエレベーターで降りる時、一緒になったご婦人の二人組もめちゃくちゃイヤリングを褒めてくれたので、やっぱり私の外見を構成する要素の中でイヤリング(正式にはそれを選んでくれた友達のセンス)だけは最高なんだと思う。

 

あと、買い物の途中でチラッと見た洋画中心の中古グッズショップのディスプレイにいきなりクソでかい仮面ライダー電王のフィギュアたちが並べられていて、せっかく服を買って人間に近づいたところがまた興奮しすぎてゲボキモモンスターに戻ってしまいました。地震で顔の上に落ちてきたらわりと命に関わりそうなサイズで本当に興奮した。でっけえソードフォームってそれはつまり臀部もその分デカいってことなんかな。国に殺されるよりソードフォームのフィギュアの顔面騎乗で死んだ方が全然マシだから購入を検討しましたが、1つ3万円するそうです。解散!

 

初任給(貰える日はくるのか)で欲しいものが無限に増えていく。

おやすみなさい。