毎日下痢!

毎日下痢したくねぇ〜

日記:その⑧

なんか無職になった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!???????

 

もう1月も終わるし、明日バイトだし今日を逃したらまたしばらくズルズル引きずるからめんどくせえな〜と思っていたら指がそっと人事の電話番号をプッシュ&コールしており、私の内定は消滅した。(怒られ等は一切なかったが、人事の方はテキストをタダでせしめてのうのうと懇親会に出席しておきながらこの時期まで決断を先延ばしにしたこと&別の企業の内定などは特になく一から完全やり直しなことに対してひたすらに困惑していた。本当に申し訳ない)

悩みのタネが消えてスッキリしたという感じでもなく、かといって未来の保証を自分からブン投げといて希望職種・業界共にフワフワ無資格TOEICのスコアクソ低留年生になるわけだけどこれからどうすんだ〜〜〜!?!?という強い不安を感じるでもなく、現在の心境は完全なる「凪」である。自分の人生を自分で操縦している感覚が皆無なせいかもしれないが、まだ自分の行いに現実感が感じられずに祝杯としてウェルチを開けた以外は昨日と全く同じ過ごし方(Twitterを見、リヴリーアイランドの交換掲示板に張り付き、pixivで二次創作BLを漁る)をやっているし、耳からはまだ血の混じった膿が出続けている。不衛生なイヤホンのプニプニちゃんと外して耳に入れてるのに……

 

あまりにも行動が軽率&見通しが甘すぎないか?という指摘はマジでぐうの音が出ないごもっともなご意見なのだが、私が意外と動じていないのはこれまでの人生で既に一回似たようなやらかしをしているからかもしれない。それは中学校の部活選びでのことだ。

 

私の両親は2人ともスポーツマンで(しかし子供の方は2人揃ってインドア派のキモオタに成長してしまった。なぜなのか)、中学では子供を是非とも運動部に入れたいと考えていたが、中学入学までの段階で既にどう考えてもスポーツなど好みそうにもない人格を形成していた下の子に業を煮やした結果、餌(3DS)で釣って運動部に入部させることにしたのである。

私は当然それに飛びつき、「運動部の中では一番楽そうだから」というクソ舐めた理由で卓球部に入部した。しかし当然そんなモチベーションで運動部のハードな練習やウザい顧問や先輩後輩関係や体育館脇の汚ねえトイレ掃除などについていけるはずもなく、無事に落ちこぼれた上に真面目に卓球がやりたい同期にも迷惑をかけ、「これ以上所属したところで私も周りも不幸になり続けるだけだ、もう3DSはあるからいても意味ないし」と思って1年生の9月に退部したのであった。ちなみにその後は「運動部の墓場」との異名をとる文化部界の影の主役こと手芸部に所属し、仲間たちとBLマンガの回し読みや人狼ゲームやポケモンカードに放課後を費やすことになった。キモオタはますます加速したが、本当に実りある生活を送ったといえる。

 

 

我ながら自分の所属先選びにおける見通しの甘さ&ある程度のコミットが必要とされる集団における振る舞いのクソさが伝わるいいエピソードだと思う。2回目の就活もこんなハッピーエンドを迎えられたらマジで言うことなしだが、流石にそうした理想を夢見ただけで就職留年という決断を下したわけではない。この短期間であらゆる人間に泣きつきつつ、自分でも己が今後辿る可能性のある大まかなルートを考えてみたところ、

ルートA:現在の内定先に就職→落ちこぼれ→あそこで思い切って何かしておけばと後悔→退職→非正規雇用孤独死

ルートB:留年→就活→就職→うまく2回目の就活やっとけばと後悔→非正規雇用孤独死

という感じになった。つまりこれからどんな選択をしたところで正規雇用からの孤独死コンボ(いつまでもあると思うな親と金)やどうしようもない後悔の発生自体は免れえないにしても、自分には少なくとも「現在の内定先に大人しく進んでおけばよかった」という類の後悔は発生しないだろうと踏んだのだ。一万歩譲って仮に現在の内定先で思ったよりうまくやっていけたとしても、なんだかんだ「せっかく選び直すチャンスがあったのにやらなかった」という後悔は絶対に残ることになると思う。だったらその芽はできる限り摘んでおくに越したことはない。せっかく親の承諾得られてるんだし。

「適応できるできないに関係なく後悔が発生する卒業ルートor成功したらハッピー失敗したら納得の留年ルート」として考えてみたら私が後者を選ぶのもお分かりいただけるかと思う。いや別にお分かりいただけなくてもいい。これは私自身がプレイヤーとなる私の人生だから……まあその感覚が希薄なので今は内定がないことへの実感とか特にないんですけど……でもこれから感慨や不安がモリモリ湧いてくる可能性があるしな!

というか正直「だめだ内定辞退して留年しよう」と思い立ってから実際にそれを行動に移すまでの2週間がたまたま「なんかいける気がする気分」であった、というだけで、それが過ぎてしまったら今の余裕も失われてメンタルが最悪なことになり、次の「なんかいける気がする気分」が訪れるまで何もできなくなる予感を今からビンビン感じている。もしかして進路って半月で決めるべき問題じゃないし2回目の就活って大変なのか!?(そうだが?)

 

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しかし、ここは私が愛した宇宙で一番かわいい岩石生命体であるフレイザードちゃんが発したこの思い切りのいい言葉を胸に2回目の就活という名のギャンブルを頑張っていこうかな。かわいいね。

 

まあこの後フレイザードちゃんはそのバクチに失敗して命乞いした挙句に味方から見捨てられて死ぬんだけどね

 

おやすみなさい。